【執行委員長・古村正和】あけましておめでとうございます。清々しい気持ちで新年を迎えられたと思います。希望に満ちた1年になりますよう、皆様と心をひとつにして頑張りたいと思います。
昨年は公共工事の設計労務単価の引き上げ、法定福利費を含む標準見積書の採用などが実現しました。建設産業の民主化を目指す私たちは、ことしの組合運動の柱として、それを確実に組合員のためになるよう進めなくてはなりません。公契約条例の制定、社会保険や建退共の加入などを実現することで「ケガと弁当は手前持ち」の産業形態を変えることが可能です。
景気が上向きとの報道ですが、4月からの消費増税の影響がたいへん心配です。不安解消のためにも、仕事確保を一段と発展させる必要があります。
国政では、消費税増税、社会保障改悪、TPP参加、原発再稼働などが、反対の声が多い中で進められています。平和の問題では、特定秘密保護法の制定から武器輸出の緩和、集団的自衛権の確立に少しずつ進めようとしているようです。国民を守るための安全は大切ですが、国家を第一に守る安全保障はその次のことです。
仲間を増やし「命の綱」土建国保を守る運動をやり抜き、明るい未来をつくるために頑張りましょう。