東京土建中野支部会館から徒歩3分。区立新井小学校の児童に本物の技術をみせようと、人材支援事業に取り組みました。
この事業は、明日の建設従事者を育成しようと、厚生労働省が始めたもの。子供たちの木工作や職場体験、先生への実技や講義などが、事業の対象になります。実施主体は東京土建中野支部と中野区教育委員会で構成する協議会で、ここが受け皿となり、総事業費の2/3の助成金を国から受け取ります。残りはこの協議会(実質は東京土建中野支部)が負担しています。
さて、新井小学校で実施したのは、校庭にある花壇の柵づくり。12月13日(金)の1時間目から5時間目まで、道具の使い方や建設業についての講義を受け、大工や塗装の実技を行いました。初めてノコギリで木を切ったり、釘を打ったり。ハケやローラーでペンキを塗ることも、日常生活ではほとんどないので、どれも新鮮な体験でした。
4人1グループで1間の柵を作り上げ、そこに日付を記入して、指定の場所へ。あらかじめ花壇に打ち込まれた杭にその柵を取り付け、完成しました。事前に花壇の深さも調べていたため、抜群にきれいに仕上がりました。子供たち、先生方、そして保護者…。みなさんに満足していただけたようで、こちらもたいへんうれしくなりました。