組合員の皆様、そしてご家族の皆様、新年明けましておめでとうございます。日頃から組合活動に理解とご助力頂き、誠にありがとうございます。
東京土建は組合員のくらしと仕事を守る為日々活動していますが、賃金・単価に目を向けると他産業に比べ低いものがあります。
この間の大手建設業の利益率は高水準で推移していますが、労働分配率でみると建設業は12年連続低水準です。若者が安心して働ける労働環境をめざし、引き続き大手企業交渉での闘いを強めていきます。
アスベストの闘いは高裁や地裁で国と建材メーカーの責任を認める勝利判決が続いています。裁判での勝利判決も重要ですが、早期の被害者支援をすべく救済基金の創設をめざし取り組んでいます。その為にも組織の拡大強化を強め、組合の本領を発揮しなければなりません。
今年は戌年、戌年は大きな時代の転換期になりやすい年と言われています。多くの課題が山積していますが、組合員一人一人の力をおかりしながら実行していきますので、ご支援ご協力よろしくお願いいたします。
最後になりますが、今年も組合員とご家族の健康と商売繁盛を祈念して新年のあいさつとさせていただきます。
執行委員長・長浜 一之